こんにちは。本と漫画を愛する主婦、がみさんです。
つい読んでいるほうは深刻になりがちな闘病エッセイですが、こんなに笑ってもいいのだろうか?というクエスチョンマークが次々浮かぶ闘病エッセイ漫画を紹介します。
「腸よ鼻よ」です。
あらすじ
沖縄に住み、バイトに明け暮れながら漫画家を目指す島袋全優(作者本人)は血便が止まらないことに気づき、病院を受診する。「腸炎」と診断されるが異常は止まらない。精査をすすめると「潰瘍性大腸炎」ということが判明する。
とにかく衝撃ポイントが多い
・第一の病院の杜撰さ
・冷静なツッコミ目線で病院スタッフを観察。
・体重の増減がすごい。
・入退院をとにかく繰り返す必要あり。
・病院で似顔絵を描いて荒稼ぎ。
・切れ味鋭いギャグというよりは、ナタでぶった切っていくギャグスタイル。
闘病エッセイはとかく暗くなりがちで(本人は大変なので当たり前なんだけど)この漫画は自身の置かれている環境を俯瞰して冷静に描いているので、読んでいる側はそんなにつらくなりません。
むしろ笑いを堪えるのに必死になります。
随所で元気をもらえる
読んでいると、島袋さんの闘病期間が決して楽なものではないとわかるのですが、そんな中でも漫画家としてデビューしています。
ブレーキの壊れて、後はアクセル踏むしかない車みたいな漫画家さんです。(褒めてる)
まだ自分の努力量、全然たりてないな…と反省もできます。
ちょいちょい挟まれる「腸に優しいレシピ」が勉強になります。ご飯…りんご…バナナ…。
まとめ
闘病記であると同時に、医療従事者は患者さんからどう見られているのかを実感できるので身が引き締まる漫画です。
全力で健康をお祈りしたくなります。
現時点で腸が○○(ネタバレ)だそうですが、どうしてそんな流れになったのかも気になるところです。
続きを待っています!
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。