うちの夫。
弟と2人兄弟。
義両親は他人の私でも分かるくらい、義弟のことを可愛がっている。
義弟が先に結婚した。
夫が私と結婚する時、「これからは長男(夫)に面倒みてもらわなきゃいけないから」とキリッとして言った。
何言ってんだと思った。
うちの夫。
中学、高校、大学と公立。
大学は奨学金をもらって通った。
大学院まで行ったので6年間は奨学金生活。
奨学金を完済したのは40歳間近になってから。
親と仲の良い人には思えなかった。
それでも義両親の言うことを何でも聞いてしまう。
お金の無心、同居、あれをしてほしい、これをしてほしい。
繰り返すが、仲の良い親子ではない。
そう、我が家は二世帯同居…。
けれど家事も育児も手伝う気がない、のんびり過ごす余生…。
お金を無心した義両親がお金を使う先は義弟家族。
甥と姪へのプレゼント。
京都に住む義弟家族に会いに行くための電車賃。
夫は文句も言わずにお金を出す。
同居が決まった時、私は本当に嫌だった。
私の意見がないがしろにされることも悲しかった。
長男である夫が親の面倒を見る。その考えは分からなくもないけれど…。
うちの夫。
同居に向けての話し合いのなか、私は彼に言った。
「義両親と私が揉めたら、私の味方をしてほしい」
「分かってる。当たり前だ!」
夫は言ったが、味方をしてもらったことは今のところ一度もない。
義両親を庇い、擁護した。表立って非難はしないが、義両親のことを話すと決まって不機嫌になった。
私は義両親の困り事を夫に相談するのをやめた。
代わりに心療内科にお世話になることになった。ストレスがかかり過ぎているね。医者はそう言った。
noteを始め、ブログを始めた。
書くことが好きだった私には、文章を書くことが向いていた。
元気になってきた。そして今に至る。
心理学を専攻した友達にこの顛末を話したところ、彼女は「旦那さん、呪われてるね」と言った。
これは彼女の見解だが、
①小さい頃から満たされなかった親の愛情
②大人になって親の要求をのむ
③「ありがとう」と言われるのを期待している。
40過ぎた大人が、まだ親に縛られてるなんてそんなしんどい話がありますか。
私ができることと言えば
①夫の問題と自分は別なので切り離して考える。
②夫には折々に「あなたが大切」と伝えていくこと。
③自分たちの子供達には頼らないよう、経済力をつけていく。
④義両親は許さん。
くらいでしょうか。
我が家の子供たちには呪いをかけずに生きていきたい。
子供達には子供達の人生を生きてもらいたいものです。