本と漫画と時々主婦

好きな本と漫画のことについて書きます。時々主婦っぽいことと本業(理学療法士)のことも書きます。

伏した龍がバーテンダーになっている[パリピ孔明]

 本と漫画と愛する主婦、がみさんです。

 

「一風変わった転生ものを読みたい。剣も魔法も無双もしなくていい」

 

 心得ました。それではこちらをドン!

 

 

パリピ孔明(1) (ヤンマガKCスペシャル)

パリピ孔明(1) (ヤンマガKCスペシャル)

  • 作者:小川 亮
  • 発売日: 2020/04/08
  • メディア: コミック
 

 

 

「パリピ孔明」です。現在コミックDAYSさんで火曜日連載されています。

 

「三国志」諸葛亮孔明といえば頭脳と計略、易学に秀で、かつての中国で数多の武将を翻弄し、導いてきた名軍師。そんな孔明が転生してきた先が現代・渋谷……!!

 

 ジャンルとして転生系は確立されていますね。ただ、転生といえば「ふしぎ遊戯」「十二国記」「彼方から」で育った身としては(厳密には転生ではないけれど)、昨今の「転生」は楽しそうでいいな…と思ってしまいます。

 前述した3作品、異世界で主人公が過酷な目に遭いますのでね…。

 

 そんな先入観もあり、「転生ものでパリピか…こりゃまた…」と思い、試し読み。

 

 ええ、最新話まで一気読みしましたとも。

 

 こ、孔明…!孔明さま…!!龍が渋谷の空を飛んでおられる…!!

 

 平伏した農民となったわたくしですよ。

 

 この漫画が私の琴線に引っかかったのは、

 

・孔明の知略が孔明自身のために使われず、違う人のために使われている。

・孔明が自分のかつて生きていた自分の時代も現代渋谷の両方を受け入れている。

・現代日本に馴染む孔明の柔軟性。何でもできるんや…。

・兵法を使う場面が最高にワクワクする。

・「パリピ」とタイトルがあるが、決して孔明は「ウェーイw」とかは言わない。みんなが抱いているであろう孔明像は崩さない。

 

 昨今の転生系は「人柄」「元々持っていた特技」「異世界の文化を持ち込む」「異世界転生した際に得た能力」のいずれかで無双する印象が多い気がします。そういう点では、この漫画は「元々持っていた特技」に該当するのかもしれません。

 

 ですが、孔明の特技と言うともはや神技に近いわけです。我々の抱く孔明像も「本当に…こんな人間が実在していたのか…!?」的な伝説めいたものばかりですしね。このぼやーっと霞みがかった像を、渋谷で実像化するわけです。その知略をもって!ワクワクしてきましたでしょうか?

 

 この漫画は一風変わった転生です。剣も魔法も出てきませんが、かつて存在していたかもしれない人間が、現実味を帯びてやってきます。世界を手にすることも、大金持ちになることも、逆に大犯罪を犯すことも可能だったでしょう。大立ち回りはないけれど、きっとワクワクできると思います。

 

 

 未読の方はまずは1話を読んでください!

 それではまた!

 

 

#コミックDAYS @comicdays_team